ガンが治る食事療法

がん予防の10か条(世界がん研究基金)

2007年11月1日に世界がん研究基金が発表したガン予防の10か条です。この10か条は世界がん研究基金とアメリカがん研究協会によって7000以上の研究を根拠に制定されたもので、現在の世界的ながん予防のスタンダードになっています。

 

がん予防10か条(世界がん研究基金)

1.肥満
ゴール:BMIは21-23の範囲に。
推薦:標準体重の維持。

2.運動
推薦:毎日少なくとも30分の運動。

3.体重を増やす飲食物
推薦:高エネルギーの食べものや砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取を制限する。飲料として水や茶や無糖コーヒーが推奨される。

4. 植物性食品
ゴール:毎日少なくとも600gの野菜や果物と、少なくとも25グラムの食物繊維を摂取するため精白されていない穀物(玄米や全粒粉)と豆を食べる。
推奨:毎日400g以上の野菜や果物と、全粒穀物と豆を食べる。精白された穀物などを制限する。

5.動物性食品
赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。
ゴール:赤肉は週300g以下に。
推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨されていない。

6.アルコール
男性は1日2杯、女性は1日1杯まで。

7.保存、調理
ゴール:塩分摂取量を1日に5g以下に。推奨:塩辛い食べものを避ける。塩分摂取量を1日に6g以下に。カビのある穀物や豆を避ける。

8.サプリメント
ゴール:サプリメントなしで栄養が満たせる。
推奨:がん予防のためにサプリメントにたよらない。

9.母乳哺育
6か月、母乳哺育をする。母乳哺育は母親を乳がんから、子供を肥満や病気から守る。

10.がん治療後
がん治療を行ったなら、栄養、体重、運動について専門家の指導を受ける。

 

※ ちなみに喫煙は肺、口腔、膀胱がんの主因であり、タバコの煙は最も明確に多くの部位のがんの原因であると強調。また、タバコとアルコールは相乗作用で発癌物質となる。

10か条のうち、7か条は食事に関することです(数字の項目)。

 

 

 

がん対策の目標(厚生労働省 2000年発表)

厚生労働省の行政目標です。言ってみれば、国民全体がこの目標に従いましょうということですね。

 

がん対策の目標(日本厚生労働省)

1.喫煙が及ぼす健康影響についての知識の普及、分煙、節煙。
.食塩摂取量を1日10g未満に減らす。
.野菜の平均摂取量を1日350g以上に増やす。
.果物類を摂取している人の割合を増やす。
.食事中の脂肪の比率を25%以下にする。
.純アルコールで1日に約60g飲酒する人の割合を減少する。 「節度ある適度な飲酒」は、約20gという知識の普及。
7.がん検診。胃がん、乳がん、大腸がんの検診受診者の5割以上の増加。
8.がんを防ぐための12ヵ条(日本国立がんセンター)

8項目中、5項目が食事に関することです。

 

 

 

がんを防ぐための12ヵ条(国立がんセンター)

こちらは日本の国立ガンセンターが提唱している、ガンを防ぐための12ヶ条です。

 

がんを防ぐための12ヵ条(国立がんセンター)

.バランスのとれた栄養をとる(好き嫌いや偏食をつつしむ)
.毎日、変化のある食生活を(同じ食品ばかり食べない)
.食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに
.お酒はほどほどに(強い酒や飲酒中のタバコは極力控える)
5.たばこは吸わないように(受動喫煙は危険)
.食べものから適量のビタミンと食物繊維を摂る(自然の食品の中からしっかりとる)
.塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから
.焦げた部分はさける
.かびの生えたものに注意(輸入ピーナッツやとうもろこしに要注意)
10.日光に当たりすぎない
11.適度に運動をする(ストレスに注意)
12.体を清潔に

 

こちらでは12項目中8項目が食事に関することです。

世界ガン基金、厚生労働相、国立がんセンター、すべての項目を合わせると、実に30項目中、20項目が食事に関することです。

 

こうして各機関が食事が大切だと、公に伝えているのに、なぜ病院ではそのような指導は行わないのでしょう?治療と予防は違うということでしょうか?

まず原因を断たなければ、再発は防げないような気がするんですけどね。

 

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